ロシア通信

ロシアの新聞から、ロシア事情を探ります。世界のニュースも

EU、ロシアへの経済制裁を2016年7月まで延長

EUの代表による会議が17日にブリュッセルで開催され、ロシアにたいする経済制裁を2016年7月まで延長することが決定された。この合意文書の署名は、12月21日までに署名される予定である。 EUは、ロシアがウクライナでの停戦を定めたミンスク合意を遵守してい…

シリアのアサド大統領、西側の試みは紛争を長引かせると批判

シリアのアサド大統領は、「シリアの政治権力を変更しようとする西側の試みは、紛争を激化させるだけだ」と主張している。大統領によると、「西側の諸国は、シリアの政治的な解決を実現して、シリアに変化をもたらそうとしている。彼らは今の大統領を追い出…

ロシア、トルコのイラン侵略を非難

12月13日、ローマ発。 ロシア外務省のゲンナジー・ガティロフ副大臣は、イラク北部におけるトルコの行動は非合法であると非難した。 「われわれは、イラク北部でのトルコの行動は、非合法なものであり、隣国の領土の侵略であると考えている。このような規模…

ロシア外相、シリアとトルコの国境を閉ざす必要性を強調

ロシアのラブロフ外相は、シリアで行われているアメリカ合衆国の主導する同盟軍のイスラム国との戦いが成功するかどうかは、シリアとトルコの国境を閉鎖して、非合法的な戦時物資と資金の供給を停止させることができるかどうかにかかっていると発言した。 ラ…

ロシア外相、リビアへの空爆は行わないと発言

ロシアのラブロフ外相は、ローマで開催された記者会見の場で、リビアで空爆を実行する計画はないと発表した。ロシアの首脳は、「リビア政府から空爆を実行するように要請されていない」と指摘した。 「われわれがリビアで空爆を実行するかどうかという質問に…

アルメニア、憲法修正で議会制の共和国に

6日にアルメニアで憲法修正の国民投票が行われ、アルメニアは大統領制の共和国から議会制の共和国に変わることになった。国民投票の結果、63%以上の国民が、憲法修正に賛成した。投票率は50%を越えた。独立国家共同体(CIS)諸国から派遣された選挙監視団は、…

ロシア人のすべてのツアー客、トルコから帰国

ロシア観光局は、9000人以上のロシア人のツアー客が、滞在スケジュールが終了した後に、予定どおりトルコから帰国したことを発表した。トルコのリゾート地に残っているのはツアーではなく、個人で訪問しているロシア人だけであり、これらの人々は普通の航空…

ロシア政府、トルコへの制裁措置を発表

ロシアはトルコへの制裁措置を決定した。プーチン大統領は、ロシアの安全保障とロシア国民の保護を目指した法令に署名した。これは次のように定めている。-トルコの特定の製品のロシアへの輸入の禁止または制限-トルコの企業や団体がロシアの領土内で行う…

トルコのエルドアン大統領、11月30日にパリでプーチン大統領との会談を希望

トルコのエルドアン大統領は、11月30日にパリで開催される気象サミットの場で、ロシアのプーチン大統領と会談することを望んでいることをロイターが伝えた。エルドアン大統領の言葉によると、トルコはロシアとの関係を損ねることを望まないという。 「わたし…

トルコ、テルアビヤドでのクルド人の自立を軍事力をもっても阻止すると宣言

トルコは、アメリカ合衆国に支援されたシリアのクルド人たちが、国境近くのテルアビヤドで自律組織を設立するのを「防ぐために、あらゆることをする」と、エルドアン大統領は発表した。大統領の言葉によると、そのための手段には、軍事的な作成の遂行も除外…

「自由シリア軍」、ロシアとの協力に積極的な姿勢

シリアの反体制派組織「自由シリア軍」のハッサム・アル・アバク将軍は、ロシアとの協力に積極的な姿勢を示した。 「われわれはロシアとは異なる政治的な計画をもっている。しかしわれわれはロシアを信頼している。わたしは「イスラム国」との戦いでは、ロシ…

ロシアとイランの外相。シリア危機の解決について協議。

ロシアのゼルゲイ・ラズロフ外相とイランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相は27日、シリア危機の解決の可能性について話し合ったことを、ロシアの外務省が発表した。 「この会談において、シリア危機を解決する方法についての話し合いが継続され、と…

ロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのサルマン国王、シリア問題で電話協議

ロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのサルマン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王とが電話で会談し、シリアの状況について意見を交換したことを、ロシア政府のプレス・リリースが明らかにしている。 この会談は、サウジアラビア側からのイニシアティブで…

ロシアとアメリカ、シリアの和平プロセスに政権側と反体制派側が参加する可能性について協議

ロシアとアメリカ合衆国の外務大臣は電話会談において、シリアにおける和平プロセスにシリアの政権側と反体制派側が参加する可能性について協議した。 ロシア外務省のインターネットのサイトに発表されたところによると、ジョン・ケリー国務長官はロシアのラ…

シリア自由軍、ロシアの協力申し出を拒否

シリアの反体制派の戦闘組織であるシリア自由軍は、ロシアがテロリスト組織のいわゆる「イスラム国」との戦闘で協力する用意があると伝えたことにたいして、協力を拒否した。 これは衛星テレビ放送アル・アラビアが伝えたニュースである。このニュースによる…

ロシアの空爆、「アフラール・アル・シャム」の幹部を殺害か

シリア軍の情報筋によると、「10月14日に、ロシア空軍のホムス州への空爆によって、テロリスト・グループが攻撃され、「アフラール・アル・シャム」の指導者が死亡したという。死亡したのはチェチェン出身のオマル・アル・シシャニだという。 すでにシリアの…

ロシア外相、要請されなければイラクで空爆しないと発言

現在のところはロシアはイラクで、いわゆる「イスラム国」に空爆を行うように、誰からも要請されていない。これを実行することを求めるイラク政府の正式な要請も、国連の適切な決議も、ロシアには提示されていない。アメリカ合衆国は、シリアとイラクでこう…

プーチン大統領、シリアへの軍の派遣で上院に認可を申請

プーチン大統領はロシア連邦憲法の第一〇二条第一項(四)の規定にしたがい、ロシア連邦軍を、一般に承認された原則にしたがいながら、国際法を遵守して、ロシア連邦の領土の外部で使用することの可能性について認可を求める申請を、連邦院(上院)に行った…

 プーチン大統領、トルコのエルドアン大統領と会談

プーチン大統領は、モスクワを訪問しているトルコのエルドアン大統領と会談して、経済協力の問題について話し合った。 今後7年間に、ロシアとトルコの貿易量は、昨年の310億ドルを大幅に増加して、1000億ドルの大台に達する可能性があるという。 トルコとの…

ロシアのシリア問題についての姿勢を受け入れ始めたアメリカ

ロシアのラブロフ外務大臣は本日、アメリカ合衆国の政治家たちが、シリア問題についてのロシアの論拠に注目するようになってきたと発言した。セルゲイ・ラブロフ外相は、アメリカ合衆国の国務長官と話し合った後に、アメリカ政府は「ロシアが数年前から使っ…

プーチン大統領、パレスチナのアッバス大統領と会談

パレスチナのマフムード・アッバス大統領が、モスクワのモスク寺院の開所式を祝うために、モスクワに到着した。寺院の開所式は明日23日に行われる。本日は両国の首脳は、国際政治の緊急の問題、とくにシリア問題について協議した。さらに両国間の経済的なプ…

プーチン大統領、南オセチア共和国の建国記念日を祝賀

ロシアのプーチン大統領は、南オセチア共和国の建国記念日「共和国の日」を祝って、レオニード・チビロフ大統領に祝電を送った。 この祝電においてプーチン大統領は「この記念日は、南オセチア共和国の人民の抵抗とヒロイズムを象徴する日である。南オセチア…

クロアチアとスロバニアの国境に向かう難民たち

難民の流れは、クロアチアとスロバニアの国境に向かって流れつづけている。スロベニアの治安当局はこの流れをおしとどめようと努力しているが、ますます困難になりつつある。ある場所で警備ラインが破られ、警備隊は催涙ガスを使わざるをえなくなった。 これ…

クロアチア首相、クロアチアは難民たちの「重心」になるつもりはないと声明

クロアチア共和国のゾラン・ミラノヴィッチ首相は、ECはクロアチアが難民たちの「重心」になることを期待すべきではないと語った。 「われわれはこれ以上、難民たちを登録し、居場所を探す作業をつづけることはできない。われわれはプランBに移行する」と首…

シリア軍は、ロシアから購入した兵器の使用を開始

シリア軍は、ロシアから購入した兵器を使い始めた。 これは本日、RIA ノーヴォスティが、シリアのアサド大統領に近い筋から得た情報として伝えたものである。 またプラウダは本日、シリアのバシャール・シャーファリ国連大使が語った言葉を伝えているが、そ…

プーチン大統領、イングーシ共和国とチェチェン共和国の大統領と会談

プーチン大統領は、ソチでイングーシ共和国のユヌス=ベク・エフクロフ大統領およびチェチェン共和国のラムザン・カディロフ大統領と会談した。 デミートリー・ペスコフ大統領報道官は記者会見で、「北カフカス地方のさまざまな経済成長プロジェクトについて…

ペスコフ大統領府報道官、ロシアが今後も重要で貴重な国際界の一員でありつづけると指摘

ロシアのディミートリー・ペスコフ大統領府報道官は、ロシアが今後も重要で貴重な国際界の一員でありつづけると指摘した。 ロシア政府は、ロシアが国際界で孤立することなどはありえないと確信している。アメリカ合衆国政府はロシアがシリアのアサド政権を支…

ロシアのプーチン大統領、シリア政府を支援していなければ、難民の数はさらに増えていただろうと主張

ロシアのプーチン大統領は、タジキスタン共和国の首都ドゥシャンベで開催されている集団安全保障条約機構の会合において、「ロシアがシリアを支援しなかったならば、シリアの状況は、リビアよりも悪い状態になっていただろうし、ヨーロッパにやってくる難民…

シリアのアサド大統領、難民問題を解決するにはテロリストの根絶が必要と、ヨーロッパ諸国に訴え

シリアのアサド大統領はこのほどロシアのタス通信と記者会見を行い、「ヨーロッパは、難民問題を解決することを望むのなら、テロリストを支援するのをやめねばならない」と主張した。 「重要なのは、ヨーロッパが難民を受け入れるかどうかではない。この難民…

ラブロフ外務大臣、国連でのプーチン大統領の演説の内容を紹介

プーチン大統領は国連での演説で、制裁の問題と、現代の世界をさわがせている主要なテーマ、とくにシリア、ウクライナ、テロとの戦いなどについて触れる予定である。 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が明らかにしたところによると、プーチン大統領は予定…